【第14回】コロナと禁酒法のお話

皆さんこんにちは。しもなかです。

最近のコロナの騒ぎで、各地でイベントが中止になったりしていますね。買い占めやデマの横行のほか、季節も近く、あの3.11のときと似たような雰囲気を感じております。

僕も急に予定がなくなったりして戸惑いを感じながらも何もせずのんびり過ごせる時間ができたのも良いかなと思っています。

 

さて、コロナの影響で一斉休校になったりしていますが、では子どもはどこでどう過ごす?却って感染リスクを高めるんじゃないの?とか色々な懸念があり、僕はふと100年前のアメリカの禁酒法の逸話と重なるなぁと感じています。

これ、ピューリタンキリスト教の一宗派)の国らしい「清廉さ」を守るためには、人々を酔わせる酒を排除するべきだ!という考え方が台頭し、酒の製造と流通を禁止した法律なのですが、その結果…却って違法で粗悪な酒の密造・密売が横行し、健康を害する人が増えたり(目散る酒、とは言い得て妙)、密造酒の売上で反社会的勢力が潤うなどし、却って社会が混乱に陥ったということで後に廃止、いまも天下の悪法として語り継がれることになったそうです。

いや〜、酒飲みの僕はこんな法律施行されたら辛すぎる…笑

という話はさておき、子どもの行き場がない→学童クラブなどに大勢集まることで濃厚接触したり遊びに出かけることで移し移されるリスクが高まる、かといって外出を規制しても果たして健康的に過ごせるなどが懸念される、というあたりがすごく似ていると思うのです。このあたり、よく考えたうえで対処すべきだった…と言っても後の祭りですが。。

 

ただ、この禁酒法のおかげで、ジンジャエールのような飲み物が広がったり(今で言えばノンアルコールビールのようなポジションでしょうか?開発自体はそれより前だったそうです。)、色々なカクテルが出回ったり(粗悪な酒の味をごまかすため。ちなみに、今のカクテルはちゃんとしたお酒で作られているので安心してください。笑)という副産物もあるそうです。

 

そう考えたら、これをチャンスとしてより良い世の中にできれば良いなぁ、と思いながら、自分が貢献できることも考えていきたいなと思います。

以上、今は素面ですが呑助の戯言でした。それではまた。