【第39回】生徒手帳が法律の勉強に使えると思いますって話

こんばんは!タイトルの形式をパクってみました、かわはらです!


空に浮かぶ雲のようにふわりと自己紹介すると、私は教育学部の大学4年生です!最近は就職支援のボランティアを始めました笑 また次回このことをかきますね。


よし、サクサク行こう!!(好きなyontuberさんの真似です笑)


さて、今回の結論はタイトル通り、「生徒手帳が法律の勉強に使えると思います」よって話なのですが笑



ぜひ、私と法律が紡ぐストーリーとともにゆったりお読みください!



突然ですが、法律って、とっつきにくすぎませんか?


クラスに40人くらいいたら、法律を勉強したい! と思う人は5人くらいで、その5人のうち挫折せず法学を楽しめる人って1人くらいでは? と思っている私でございます。(ひどい偏見! なんのデータにも基づいていません笑)



そんなふうに法律にマイナスイメージを持つ私が、なんと

高校の公民の模擬授業で、法を扱うことになり、法の授業をすることになりました…笑




法律とか憲法とかって、ものすごく大事なのはわかるんです。政治にも関係あるし、自分を守る手段にもなるし、日本は法治国家だから。


でも、難しそう。よくわからない。読もうと思えない。


そんな私や(笑)、生徒に法のことを理解させ、興味を持たせる…身近な法ってなんだろう…




ということで、身近な法はわからないけど、生徒手帳にいろいろありそうだと思い、軽い気持ちで生徒手帳を見ました。(物持ちいいでしょ〜笑)

それを軽い気持ちで読んでみたら、これがね、すごかった!


ところでみなさん、校則って読んだことありますか?


私はなかったです。


しかも、びっくりすることに、私の母校の生徒手帳に校則という項目はありませんでした。


生徒心得というのがあって、それが校則といえるらしいです。(生徒規則など、名前が違うことも多いみたい)


知らなかったなあ!


そういうわけで、無知な私は、はじめにあった「学則」というものを校則だと思い込みました笑

↓こんな感じのものです。↓

https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/140901/files/2015072700060/file_20157271163857_1.doc



はいここポイント!!

徒手帳は、この学則を中心とした規則の構造がすごいんです…!!


上のURLを見ていただくとわかりやすいのですが、まず学則の1条にはその学校の目的が書かれています。そしてその目的は、教育基本法や学校教育法に基づいている必要がある、とわかります。


私は偶然、進路の関係で教育基本法の勉強をしているので、ひらめいてしまいました。


前提知識❶日本の最重要法規、1番大事なきまりごとは憲法

その憲法の条文に則って、細かいことを定めたのが法律。


前提知識❷教育基本法や学校教育法は、憲法の学ぶ権利(教育を受ける権利)について細かいことを定めたもの。



だから、学則はしっかり定められなかったら罰則があるだろうし、学校を作る上でとっっても大切なものなのかも…!!!(ひらめき1)


そういえば、校則には法的拘束力がなくて、守らなくても罰せられることはないって聞いたことがある…学則ってなんだ? 校則とは違うぞ!(ひらめき2)




ひらめき2は、やっと気づいたかって感じですよね…笑


でも、このひらめき1という、自分の中の仮説を立証しようと「学校教育法 学則」で検索したら…

学校教育法 施行規則にね、ちゃんと「学校を作るには学則を作らなければならない」と書かれていました!!

それに、施行規則とは、別名省令と言い、法律が根拠となっているものです。違反すると罰則がある…!


ということで、ひらめき1は、正しいとわかりました。とにかく嬉しかった!!




そこでなんとなく、生徒手帳の目次を見てみました。

学則、

教育課程、

日課表、

卒業・進級・評定等に関する規程、

生徒心得、、、、、、、(実際の順番通り)


これ、すごいんです。

学則は先程のURLの通り、学則の目的に始まり、位置、休業日、教育課程、評価などが定められています。


そして目次から、教育課程や日課表、評価などは、学則よりもさらに細かく定められたきまりが作られたとわかります。


この構造って、すごく法律などと似ていませんか?

f:id:rerayblog:20200909004718p:plain


(https://worklifefun.net/explanation-of-laws-regulations/より引用)


上位の方に基づいて細かいことを定めるものを作っていく感じ。

政令や省令も、根拠になるのは憲法と法律です。

学則も、根拠になるのは法律です。しっかり遡れば頂点は憲法になります。


正しくはないかもしれませんが、学則も法律ピラミッドの図に落とし込めるかも、と思いました。ワクワク!






はい、うまく説明できていないし、ツッコミたいところは多々あるのですが、まとめます。




・生徒手帳は、かなり身近なもの(授業の導入で、「身近」は大事なポイントになる)

・生徒手帳を見ると学則が法律に基づいていることがわかる

・「学則にある法律」と、「学則」の関係を調べるという過程で、法律に触れられる

・法律の条文との向き合い方を、身近な高校の学則から擬似体験できる

・学則や法律などを見る中で抱く仮説については、正解が見つけやすいと思われる(=学習意欲につながりそう)

以上の3点から

「生徒手帳は法律の勉強に使える」と思います!!!


おまけとして、ここまで学則の面白さを知った上で校則を見ると、希望が持てます笑

根拠になる法律が一切書かれていなくて、文章がすごくゆるーーく感じるんです。

校則には法的拘束力がない、という話を聞きますが、なるほどねー!!! ほんとだねー!!! と思えます。(ひらめき3?)


徒手帳、面白いです。

私は、学則について調べる過程が苦しい以上に楽しくて、正解を見つけられた喜びが忘れられなくて、法律が身近で面白いものだと思えるになりました。


長々と書きましたが、伝わっていますように…

ぜひ参考にしてください!!


読んでくださってありがとうございました^_^


*リレーブログ、書きたい人募集中だそうです!

運営の中心となっているたむさんは優しいし、リレーブログはアウトプットのきっかけに最適だと思うので、ぜひ軽い気持ちでお声掛けください〜!!!