【第16回】僕が旅をする理由(自転車)

どうもこんにちは、チャリバカのぐっさんです。

最近はですね毎朝5時半に起きて近くの公園に行き弟と一緒にバスケをする習慣が出来ました。おかげでとっても健康的な生活を送っています。バスケ初心者ですが、日々どうすれば戦略勝ちできるか考えてプレイして楽しんでます。

 

さてはて、前置きはここらにして本題に移りたいと思います。

 

僕が旅をする理由!!

 

今までこれについて考えたことがなかったのでいい機会だと思ってこのテーマにしました。

そもそも考えるといった行為自体があまり得意ではなかった(この時点で脳筋)。

今から、旅についての想いをかき集めながら書いていこうと思う。

 

チャリに影響を受けたのは、親父がチャリに乗っていたと言うのもある。

30代の頃買った老舗のメーカー(今は無い)に初めの頃は乗っていた。

まあまあスポーティーで色合いも良かった。

 

こやつでまずは近くいこうってなって実家埼玉から福島の磐梯山経由で時計回り。

道中全く人に会わず自然ばかり。声帯使わないと衰えてしまうのでは無いかと思ったのでとても音痴な歌歌ったり、一人でずっと話していた。相手は勿論自分。笑

初日は日光についたもののすでに家に帰りたくなった。結構まじで。

何でか分からないけど多分家で安心しきってる自分が恋しくなったのか。

ユーチューブみてゴロゴロし、美味い飯を食べ、好きな時間に寝て、気ままに起きて。

今まで全て自分でやったことが無かったので嫌になったのかな笑

 

でもなんとなく走ってると小鳥のさえずりとか川の水が岩に当たって砕ける音とか自然に溶け込むと日常の小さいこととかどうでもよく感じる。ありがちな話。笑

そんな時間が好きなのかも知れないし分からない。

 

北海道も四国もいったけどそれぞれいい所いい場所はたくさんある。

 

風景、特産品、人、建造物、文化。

 

自分はあまり観光は好きでは無いような気がする。いや観光だと思って回っていない?なんだかわかんない。大多数の人が行くような場所には行きたがらない気がする。

高校の友達に北海道の子がいるけど利尻島礼文島行くんだーって言ったら

「初北海道で結構コアな所行くね」と。

自分は普通だと思っていたけどそうでも無いらしい。

 

今回の四国行って思ったのは

 

あまり旅は好きでは無いけど

何故かハマっている自分がいる

ってことがわかった。

 

焦っている自分、せっかちな自分。

思い通りにならない時や傾斜が急な坂にキレることも。

 

それ自体に楽しんでいるときもあればそうで無い時もある。

 

自分の力ではどうにもコントロール出来ない相手に何くそと歯向かっていくこともある。

今思えば滑稽なことだが当時の自分からしたら結構真面目にやってたんだろうなと。

 

チャリって楽しいけど楽じゃ無いんですよ。←知ってる

 

自分が踏んだ分しか進めない、じれったい野郎ですがそれが面白いのかも。

例えばまあまあ長い坂があるとしたら、心の中と声に出して

「登った分だけ下り坂があるんだ!!あともう少し!!」

こんな感じで自分を鼓舞するんです。

 

側から見ればきもいやつだし、十中八九漕ぎながら喋ってると街の人に見られるよね。

それを楽しんでる自分はいないとは言えないのかも。

 

まとめて見たけど(全然まとまってない)何言ってっか全く分からん。自分でも。

 

理由とか考えたこと無いって言ったけど考えなくてもいいんじゃ無いかっておもった。

まあでも漕ぎながら色々頭ではモヤモヤしてるけどね。考え事で。

 

そー言えば、この前行った過去一でやばかったって坂。

その日昼飯食べなかったせいで完全にエネルギー枯渇。まだ坂は序盤。

もう倒れそう、何か食料は無いかと。

阿南地域のおばちゃんから頂いたみかんがフロントバックにあるのを思い出す。

みかんを見つけると同時に勢いよく貪り食った。(勿論皮は剥いたよ)

そりゃもう五臓六腑に染み渡って天を仰いで涙が出そうになった。

みかんなんかでエネルギー補給出来ないって分かってても何だか物凄いパワーが入って来たんだよ。こういう体験って日常に無いと感じたんだ。

 

普通に生活して生きているって当たり前のようだけどそうでも無い。

僕だって、みんなだっていつ死ぬか分からない。

生活してて生きていることが当たり前すぎて自分が今生きているかも分からない時がある。これって自分だけが思っている事ではないと思うんだ。

 

話は戻るけど、さっきの坂で泣きそうになったのは

 

自分が今生きているんだ

 

という実感がもろに来たんだと感じた。

そういうことが日頃実感できることが自転車旅のハマっていることかも知れない。

 

旅先でまた想像をはるかに超えた体験が待っていますように。

 

ではここらで。ほなさいなら。次回もお楽しみに!